宝塚星組公演『Love&Deam』@東京国際フォーラム 2回目

1/16(土)11時の回、性懲りもなく2回目を観てきた。

2回目は2階席だったので、3階席からは見えなかったものなんかも観られて良かった(時計は3階B席からは見えなかった)。客席降りの様子が見られたのも良かった。

でも3階席には3階席のいいところもあって、それはミラーボールが回る時に天井にまるで星のように光が当たることなんだけど、大きなホールでその様子を見ているとまるでホールが宇宙であるかのように感じられたのである。2階席だと当然そんなことはないので、ああ3階には3階の良さがあったんだな、と。

その宇宙みたいなホールの中で北翔さんの歌声を聞くというのはとんでもなく贅沢な体験だったと思っている。ホールという宇宙の真ん中に北翔さんがいて、まるで星を動かしているみたいな、そんな感じ。

で、2回目を観て、Ⅰ部で一番好きなシーンは実はヘラクレスの歌かもしれない。

風ちゃんが少しお姉さんっぽい印象になるところがいい。あとは「完璧な胸の筋肉」って北翔さんがポーズ取ると、胸の筋肉は見えないのになんだか本当に完璧な胸の筋肉をされているように思えた。あと、ヘラクレスって、あああったそういえば、っていうマイナー感も。

Ⅱ部は改めて、七海ひろきさんの白軍服姿が素敵でした。あそこはぜひ台詞も言って欲しかった。クイズコーナーで2問とも正解してしまう北翔さん。あと美稀さんが一番好きなディズニー映画が「ピーターパン」というのも可愛い。セカンドライフの時の照明カッコよかったなぁ(ひたすら思い出している)。

最後の「シナーマン」は言うまでもなく印象深い。

全体的に、水曜に観た時よりもますます良くなってたなぁと思ったし、2回目だと自分の中で観るべきポイントが定まっているから、より楽しめた気がする。

 

終演後友人とランチをしていて、自分の中に「観たい」というモチベーションがあって、時間とお金があって、応援している人が舞台に立っている、という状況は、実はそんなに当たり前のものではない、だから観られる時に観ないと後悔をするかもしれない、という話になった。生活も人生も色んなものごとのバランスで出来ているから、すごく難しいけれど、少なくともこの公演に関しては「観たい」を優先して良かったなと、そんな風に思っている。