宝塚月組公演『舞音』/『GOLDEN JAZZ』 2回目

1/17(日)15時半の回鑑賞。

幕間に友人と「誰に一番共感できるか」という話になって、満場一致で「マノンの兄」という結論になった。劇中で一番分かりやすい人物というか、「祖国なんてない」というその姿勢も金に執着する理由も非常に分かりやすい。

舞台美術は全体的にとても好きなので、お話としてあと一歩な感じが、とても惜しい。

でも友人が「宝塚って感じだよねー」と言っていて、ああ確かに、宝塚ってこういう感じだったよね、と思った。最近比較的面白いお芝居が続いていたから忘れていたけど、ある意味非常に宝塚っぽい話だったかもしれない。

あと、元々の傾向なのかよく分からないんだけど、最近「戦いの中の愛」を描く作品を多く見ているな、と思った。革命とか好きだよね、宝塚って。

 

GOLDEN JAZZは2回目も楽しめた。

でも稲葉先生のショーでここ最近続けて見ていた「スポーツもの」がなかったのが少し残念でした(Mr.Swingの野球、ファンタジアのバスケ)。好き嫌い分れると思うけど私は結構好きだった。

友人と「珠城さんでラグビーとか観たかったね」という話になった。今ラグビー熱いし。「君のハートにトライ!」みたいなやつ、観たかったな。体格のいい下級生引き連れてラグビーボール持ってセンターで踊る珠城さん。あると思うんだけど。

ロケットが始まる前に龍さんが「ロケット!」って言ってはけるのが好きです。

あとはロケットの掛け声の「ゴールデン!」「ジャァ~ズ」の「ジャァ~ズ」の言い方(伝わりにくい)。

一番好きなのはやっぱりSing Sing Singのシーン。あそこの始まり方はワクワクする。

こういうワクワク感を体験したくて、繰り返し観てしまうんだなぁという、何度目かの気付き。

 

終演後はベトナム料理を食べました。観劇をきっかけに行動に繋げるのは楽しい。